CAPRICIOUS

本を中心として、映画、ドラマ、アニメなどについて気ままに紹介するブログ。「面白い」を見つけるきっかけに。

【経過報告】ブログを書きはじめてから2ヶ月がたった現時点でのアクセス数とか。

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はてなブログアクセス解析を見てみたところ、アクセス数上位3つは次の記事でした。

 

・『パンツが見える。 羞恥心の現代史』感想

・これはれっきとした研究書である。『エロマンガ表現史』

・見た!買った!読んだ!「新潮文庫の100冊 2018」

 

上の2つは読んだ本を紹介した記事。いわゆる書評です。3つめの記事は新潮文庫のブックフェアが始まったので、それについてかるく紹介したもの。

 

上位2つにアクセスが多かったのは、完全にエロパワーによるものでしょうね。

エロマンガ表現史』は書店でたまたま見つけて、面白そうだと思って買いました。『パンツが見える。』のほうは、書評で見て、興味をひかれたので読んでみました。どちらも読んでいて面白かったし、新しい発見がたくさんあってよかった。

 

こういうタイプの本ってなんとなくおすすめしづらいと思っていました。でもみんなじつは興味があると知って、すこしほっとしました。

 

新潮文庫のブックフェアの記事。この記事がのびたのは、ブログの更新ツイートが、新潮文庫の公式ツイッターリツイートされたことで、いつもより拡散されたからだと思います。やはり、フォロワーが多い=発信力がつよい、ということなのですね。フォロワーがたくさんいれば、それだけたくさんの人にツイートがとどきます。

 

はてなブログアクセス解析では、記事単位でのアクセス数はわかりません。なので、記事を投稿した日のアクセス数をもとにしたおおよその数字です。だいたい上から、150、100、50。

 

その後はとくに増えることもなく10前後がつづいています。累計アクセス数は約800。2ヶ月でこれなので、月間400pvということになりますね。少ない、それもかなり(笑)。

 

アクセス数のために書くのは本末転倒でしょうが、やはり低調のままだと、モチベーションが上がらないのも事実。さてどうするか。

 

ここで気づいたのが、ほかの人のブログをあまり見ていないということ。もっとほかのブログをみて学んだほうがいいのかもしれません。さっそくやってみよう。

 

読んだ本を確実に自分の血肉にする方法。『読んだら忘れない読書術』書評

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いまの時代でも本が好きな人はまだまだたくさんいます。好きな人はたくさん本を読むでしょう。たくさん読んでいれば一度は悩むであろうこと。それは、読んだ本の内容を「忘れてしまう」ということです。

 

せっかく本を読んでも、その内容を忘れてしまっては読む意味がない。どうにかして忘れずにすむ方法はないだろうか。そんな望みに応えたのが、『読んだら忘れない読書術』です。

 

読書の量と年収は比例するというデータがあるそうです。そもそもなぜ読書をするがいいのか。それは、「知識」と「情報」の差にあるといいます。

 

「情報」とは、主に事実のことです。これは時間の経過とともにどんどん古くなってしまう。

 

しかし、「知識」とは単なる事実ではありません。事実の積み重ねやその分析、経験などが体系化されているのです。なので、本に書かれている「知識」がすぐに使えなくなるということはありません。「知識」は「情報」よりも普遍的なものだからです。

 

もし本に書いてあることがすぐに使えなくなったとしたらそれは、「知識」ではなく「情報」だったということなのです。

 

1年前の新聞より、10年前の本の方が得られるものが大きいのは、そういうことなのです。

読書により、断片的な情報ではなく、体系化された知識を得る。その知識は自分の考え方に反映させるとか、実際に行動に移すためのきっかけにすることができます。

 

成功している経営者には、読書家が多いといいます。本に書かれている他人の経験を効率よく吸収し、それをビジネスに活かす。こういうことができる人が上手くいく。

 

これは何も経営者に限ったことではないと思います。普通の社会人でも、本を読み、そこに書かれていることを実践する、仕事に活用する。それだけで、成功へと一歩近づくはずです。

 

さて、では読んだ本のことを忘れないためにはどうすればいいか?

それは、読んだ本の内容を「アウトプット」することです。それも1回ではありません。複数回アウトプットすることで、しっかりと記憶に定着させ、忘れることを防げるといいます。

 

たとえば、樺沢さんが実際におこなっているアウトプットは次の4つ。

①本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く。

②本の内容を人に話す。本を人に勧める。

③本の感想や気づき、名言をFacebookTwitterでシェアする。

Facebookやメルマガに書評、レビューを書く。

 

この4つのうち、3つを1週間以内におこないます。そうすると、本を読んだあとになにもしないときより、圧倒的に記憶にのこるといいます。

 

つまり、手段や方法、内容を変えながらアウトプットすることで、記憶が定着しやすくなるのでしょう。1回読んだだけでおわらせるよりも。

 

こう書くと、なんだかむずかしそうに思えてしまいます。でも、はじめから高度なアウトプットをしなくてもいい気がします。

 

まずは、読んだ感想を誰かに話してみる。話そうとした瞬間、自分の感想や感動を言葉としてまとめられていないことに気づくかもしれません。そしたら、また読み返せばいいだけのことです。そしてもう1回、チャレンジする。

 

何をするにも、はじめは完璧をもとめない。自分を追い込みすぎないことが大切です。

 

クロード・モネの人生と絵画。『モネのあしあと』書評

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本書の著者、原田マハさんは、アート小説を意欲的に書いている人です。アート小説とは、絵画や彫刻など、美術をテーマにした小説のこと。たとえば、『楽園のカンヴァス』、『暗幕のゲルニカ』、『ジヴェルニーの食卓』などです。

 

原田さんは、以前美術館に勤務していたり、あのMoMAニューヨーク近代美術館)で働いていたこともあるそう。子供のころから、パブロ・ピカソの絵に親しんでいたともいいます。それくらいにアートに対する愛がある。そんな原田さんがモネとその絵画について存分に紹介してくれるのが、『モネのあしあと』です。

 

世界で最も人気のある画家のうちのひとり、クロード・モネ。こう聞くと、なんだかとても遠い存在のような気がしてしまいます。でもじつは、モネやほかの印象派の画家たちに日本の浮世絵が影響を与えていた、と知ったらどうでしょう。

 

印象派の絵には、「日本美術のDNA」が流れているのです。当時のパリには、鎖国が終わったあとの日本から、浮世絵がどんどん流れていました。それを見た画家たちは、浮世絵を模写したり、技法に感化されたりしたといいます。このことをはじめて知ったときは、日本美術の意外な功績に驚きました。

 

もうひとつ、印象派が生まれるのに重要だったことがあります。それは、フランスの「都市化」です。鉄道が開発され、交通網が発達する。すると、いろいろなものがパリにやってくる。そしてパリからいろいろな場所へも行きやすくなる。そうして印象派の画家たちはアトリエを出て、戸外でも絵を描くようになった、といいます。

 

本書を読みながら、ひとつ疑問に思ったことがあります。それは、なぜこのような本を読むのだろう、ということ。絵画のことを知りたければ、実物を見れば事足ります。それでもこのような絵画にくわしい人が書いた本を読みたくなる。それは、この本もまた、ひとつの“芸術”だからなのかもしれません。

 

絵画は、写真では見られないような、画家の目を通して見た世界を見せてくれます。それと同じように、原田さんのような目利きの目を通して見た絵画を見るというのもまた、面白いのです。

 

原田さんにとって、絵を見ることは、「アーティストと会話すること」だそうです。

モネはよろこびをもって絵を描いた画家。自身がどんな状況にあっても、絵の中にはよろこびを表現しようとしたといいます。

 

絵画と向き合うということは、その画家と向き合うということでもあるのでしょう。絵画には、画家の心情や信念や考えや人生が詰まっているのかもしれません。それらを汲み取りながら、時間をこえて、画家と話をする。とても素敵な絵画の鑑賞法を教わった気がします。

 

『モネのあしあと』原田マハ 幻冬舎新書

 

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【眼トレ】なかなか習慣にならないので、ログを残すことにした。【記録】

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昨日は、眼トレ(目の体操)メニューの半分くらいやって、そのあと忘れてしまっていた。

ブログと同じように、毎日続けることは習慣化するにかぎる、という当たり前の事実に気づく。なんで、昨日は途中までしかできなかったのか、振り返ってみる。

 

まず自分は、眼トレをお風呂の中でやっている。半分だけ。そして、お風呂を出たあと、残りの半分をやっている。……これが原因か?

でも湯船につかっているときって何もすることがないし、合理的だと思っていたのだが。

 

というか、そもそも「眼トレ」って何だ。眼トレは、目や目のまわりの筋肉をほぐしてリフレッシュするための体操のことだ。たとえば、近くと遠くを交互に見たり、顔のツボをおしたり、顔の筋肉をうごかしたり、といった感じ。

 

こういったメニューがぜんぶで8つある。それを毎日つづけていれば、視力を回復することができる、ということになっている。8つのメニューをするのにかかる時間はだいたい20分くらい。だから、毎日やるのは不可能ではない。あと、これは一度に全部やらないといけないわけでもないから、一日のなかにばらけさせてもいい。

 

とりあえず、1メニューずつ確実に習慣化していくことにしますか。条件反射的に。

 

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書店の歩きかた。本をもっと活用するには。

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書店のなかをどうやってみてまわるのか、について書いてみました。といっても、もとのアイデア自体は、読書家の方たちにお借りしたものです。

 

書店に行ったら、まわりかたなんて考えずに、気の向くままとか、見たい棚に直行する人が多いかもしれません。それももちろんありだと思いますし、自分もよくやります。

 

でも書店を最大限活用する、もっと書店を楽しむためのいい方法だと思ったので紹介しようと思います。

人間は習慣の生き物です。意識しないでいると同じものばかりにふれてしいます。でもそれだともったいない!自分がまだ知らない面白いものはたくさんあります。それを見つけるための目を養うのが、書店の歩きかたなのです。

 

目的以外の本も見る。

 

書店に行ったら、すぐに目的の本に行かずに、まわりの棚も見てまわる。

 

これは作家の佐藤優さんがいっていたことです。自分のよく知った棚、馴染みのある棚には勝手に足が向くでしょう。しかし、たまには普段まったくいかないコーナーに行くのもいい。なぜなら思いがけない発見があるからです。

 

どのジャンルの棚にも面白い本、ビビッとくる本はあると思います。時間や効率のことを考えると、よくわかっている棚に行くほうがいいのかもしれません。けれど、おなじものにばかり接していると、いつかはマンネリがきてしまうもの。人間に必要なもののひとつは、新鮮な刺激、新しいものの香りだと思います。

 

自分がそれまでまったく知らなかった本、しかも面白そうな本に出会うと、体中に電撃が走ったような衝撃に襲われます。興奮で体がふるえる。もし、この棚に来なかったら、この本を見つけなかったら、と思うとぞっとする。そんな体験をするのも書店まで行って本を選ぶことのメリットです。

 

新刊・話題書の平積みコーナーはあとまわし。

 

書店の歩きかた、もうひとつのコツは、新刊・話題書コーナーは最後に見る、ということ。これは3年ほど前の『週刊ダイヤモンド』の特集記事で成毛眞さんがいっていたことです。

 

最後にチェックするのは、出入り口に最も近い新刊書・話題の書の棚だ。ここでするのは答え合わせ。本日、面白そうだなと思って買った本がここにどれだけ並んでいるかを確かめる。

 

これを読んでから、自分も比較的大きな書店に行ったときは実践しています。新刊・話題書のコーナーは平積みや面陳(本の表紙が見えるように立てる並べかた)がされているのでとても華やか。レジの近くや入り口付近にあるので、とてつもない引力を感じます。でもそこはあとの楽しみとして我慢します。

 

まずはそれ以外の棚から見てまわって、面白そうな本を“発掘”しにいきます。フロアを一通り見終わって、さあ買うぞ、というところで平積みコーナーを見るのです。

 

新刊・話題書コーナーには刺激的なタイトル、目新しいタイトルがならびます。新刊・話題書からは世の中の流れを読み取ることができるといいます。

出版社も、本を出す以上は消費者に買ってもらえるような本のつくっているはずです。つまり、新刊書は世間の人びとの興味・関心を反映しているともいえるのです。

 

ということは、この新刊・話題書コーナーばかりから本を選んでいると、成毛さんのいう“大衆”まっしぐらです。なぜなら、多くの人と同じものを見ていると、同じ考えに陥る可能性が高いからです。

 

そうならないためにはどうすればいいのか。簡単です。いろんな棚を見てまわればいいのです。あまり興味のない棚、普段はほとんど行かない棚にたまには行ってみる。

 

どうしても興味がないというのなら仕方がありません。ですが、書店に行くということは、少なからずあなたは本が好きなはず。もしそうなら、興味・関心のジャンルを新規開拓することは、決してマイナスにはならないでしょう。

 

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『ズバ抜けて頭がいい人の「本棚」は何が違うのか』書評

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この本は、日本きっての読書家である成毛眞さんが、自身の本棚プロデュース術をまとめたものです。

ただどうやって棚に本をならべるのか、というだけではありません。本棚をどういう構成にするのかという、本棚のつくりかたから、本の読みかた、選びかたまで。いい本棚をつくるには、当然いい本を選ぶ必要があります。

 

インターネット時代には、誰もが、簡単に、自由に、平等に、膨大な知識にアクセスできるようになりました。ところがこれには罠があると思うのです。

 

インターネットにある情報は、まったく整理されていない。どこに何があるのかもわからない。なので、そのつど情報の海を探索しないといけない。インターネットには便利な面ももちろんあります。でも、自分の知識や情報をおいておく場所としては少々不便で非効率です。

 

その点、本棚というのは知の情報をストックする場所としてすぐれている、といいます。どうしてかというと、その容量が限定されているからです。全体を見渡すことができるから、どこに何があるのかもわかりやすい。それに一度は目を通したものなので、なんとなくでも内容がわかっている。わかっているから、効率よく引き出せる。

 

知識や情報はたくさんあるほどいい、と思ってしまいがちです。しかし、その量は限定されていた方がかえって使いやすいのかもしれません。

 

理想の本棚とは、そこに預けた知識や情報を、短時間で効率良く引き出せる本棚だ。

 

効率的、効果的な「知的生産」のために、本棚がここまで有用なものだとは。自分がまだまだ、本のもつ力を最大限活かせていなかったことに気づかされました。

 

本書では、“成毛流”本棚のつくりかたが存分に披露されています。期待を裏切らない面白さ、といっていいでしょう。

本棚には流動性が必要です。本棚のラインナップがまったく変わらないのであれば、それは自分の頭もまったく成長していないのと同じなのです。

 

『ズバ抜けて頭がいい人の「本棚」は何が違うのか』成毛眞 知的生きかた文庫

 

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『セザンヌの食卓』書評

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この本は、ユニークな構成をしています。

セザンヌの絵を紹介する画集的な感じかとおもいきや、それだけじゃありませんでした。

 

構成はこうです。①絵の簡単な紹介。②フランスのセザンヌ縁の地巡礼マップ。③セザンヌの美術的な解説。④レシピ。セザンヌの好物だったじゃがいものソテーやリンゴをつかった料理の数々。すごくおいしそう。

 

セザンヌについての解説がとても面白い。ほかでは読んだことのないことがいくつも書かれていて、新しいセザンヌ像を得ることができました。

 

表紙がまたいい。使われているのは、《リンゴとオレンジ》という絵。本の形がほぼ正方形をしているので、そのままリビングなどに飾ってもいいとおもいます。セザンヌの絵は、どっしりしているから表紙にするとよく映えるのかもしれない。

 

いったいどんな人が書いているのかとおもったら、キュレーターの方でした。なるほど。美術におけるキュレーターとは、作品を集めたり、研究したり、展示会を企画したりする人のことです。美術に精通するプロというわけですね。

 

ひとりの画家をいろんな側面からとらえる。画家やその作品を理解して、組み合わせて、展示する。そうやってできあがった構成や配置は、新しい発見をもたらしてくれます。

本書は、一冊丸ごとセザンヌを楽しめる本になっています。

 

セザンヌの食卓』林綾野、千足伸行 講談社

 

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